テロ

スリランカ自爆テロで犠牲になった高橋香さんとは? 【画像あり】

被害にあった高橋香さん。夫、4歳の長女、1歳の長男とレストランで朝食をとっていた時、テロが発生した。 (本人のFacebookより)

 

被害者プロフィール
名前:高橋香(たかはし かおり)さん
年齢:39歳
住所:スリランカ
出身校:順天高校、上智大学、首都大学東京大学院
家族:夫、子ども(4歳、1歳)

スリランカ自爆テロで犠牲になった高橋さん

スリランカの連続爆弾テロで犠牲になった高橋香(39)さんは、現地で家族とともに暮らしていた。

高橋香さんがテロに巻き込まれたのは、コロンボ市内のシャングリラホテル。

日本料理店のシェフである夫の光さん(39)、日本生まれの4歳の長女、スリランカ生まれの1歳の長男、そして香さんの家族4人で朝食を食べている最中に爆発は起きた。

高橋さんが搬送された病院の院長は、

「香さんは(当初)意識があり話していた。(体の)表面にダメージは少なかったが、爆発の風圧で体の中が傷ついていた」

と話した。

2度の爆発があり、天井が崩れ落ち、窓ガラスも割れた。

高橋香さんを含む客8人と、従業員4人のあわせて12人が巻き込まれて亡くなったという。

他に日本人4人(うち3人は、高橋さんの夫と子どもたち?)の負傷が確認された。



「家族みんなが毎日楽しく、健康に過ごせますように」

高橋さんは、日本人会の婦人部で広報を担当していた。

スリランカの人たちに着物や生け花といった日本文化を教えるなど、両国の懸け橋となる活動をしていた。

高橋さんのものとみられるフェイスブックには、夫や幼い子どもと過ごす異国での生活を

「とても楽しんでいる。幸せと笑いに満ちた日々がいつまでも続きますように」

と書き込まれていた。

フェイスブックによると、高橋さんは2015年に娘を連れてスリランカに渡り、先に現地入りした料理人である日本人の夫と暮らし始めた。

現地での男児出産を報告し、何枚もの家族写真を投稿するなど、充実した生活を送っている様子だった。

香さんは幼い頃、米国で育ち、日本の中学から順天高の英語コースに進んだ。

夏休みに英国でボランティアについて学び、現地の生徒と交流する海外派遣の一員に選ばれたこともあったという。

順天高で担任を務めた小町浩一さん:

「きれいな英語を話す生徒だった。頭脳明晰(めいせき)。自分のことも主張できて積極的だった。中心になる子だった」

その後、上智大学、首都大学東京大学院へと進学した。

首都大学東京では、自然ツーリズムを研究した。

首都大学東京大学院・菊地俊夫教授は:

「非常にアクティブで、積極的で、行動的な人だった。非常に残念だなというのもあるし、間違いであってほしいなと」

大学院時代を知る公立鳥取環境大の角野貴信(あつのぶ)准教授:

「よく笑う人で、楽しく話す人だなという印象を持っていた。研究も熱心にやっていた」

追記

高橋香さんの遺体が24日夜、最大都市コロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港から、スリランカ航空便で帰国の途に就いた。

25日朝、成田空港に到着する。

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